どーも、こーたです。
最近週に2冊程度は読書が習慣化されてきました。
そんな私が最近読んでよかった本の紹介をしていきたいと思います。
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こんな方におすすめ
- 仕事で成果を出したい方
- ミニマリスト、シンプリストの考え方を実践していきたい方
- やりたいことがたくさんあるが中途半端になってしまっている方
エッセンシャル思考とは?
2014年に発売されたグレッグ・マキューン氏によって書かれた本で紹介されている思考です。
結論、「エネルギーを分散させずに集中して取り組め」という内容です。
「何もかもやらなくては」という考え方をやめて、本当に重要な仕事をやり遂げることが大事でそれ以外はすべて断るというスタンスです。
全てのことを全部やり切ることは難しいと思いますが、何か一つに集中することで成果は出やすくなります。
本書では、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の違いからどのようにして無駄な仕事を断るのかの方法、エッセンシャル思考を用いたリーダーシップまで紹介されています。
私のおすすめポイント
私が読んでいて特に面白いと感じた部分を少しだけ紹介していきます。
エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。
終始「より少なく、しかしより良く」という言葉が出てくるほど書かれていました。
ときどき思い出したようにやるだけではなく、「今、自分は正しいことに力を注いでいるか?」と絶えず問い続けるのがエッセンシャル思考のようです。
ミニマリスト、シンプリストにとっては、とても参考になる内容で物だけでなく思考もより少なくしていきたいと思いました。
見極めることが、エッセンシャル思考の真髄だ。本当に重要なものごとを見極めるためには必要なことは5つ。じっくりと考える余裕、情報を集める時間、遊び心、十分な睡眠、そして何を選ぶかという厳密な基準だ。
本当に重要なものごとを見極めるために必要なこと。
それを実行することで自分がどのように生きていくべきなのかを教えてくれます。
シンプルに生きることが何よりも大事なことでそのための考え方がとても面白いなと感じました。
見極めができた後はとにかくやらないことはやらないと割り切る。
変に全部やろうとする人は疲れてしまいますが一つ二つに集中することで大きな成果を出していけます。
最重要基準をひとつ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する。ただし90点未満の点数は、すべて0点と同じ。不合格だ。こうすれば、60〜70点くらいの中途半端な選択肢に悩まされずにすむ。 テストで65点をとったときの気分を思い出してほしい。そんなぱっとしない気分のものを、わざわざ選ぶ必要があるだろうか?
この決断のしかたを本書では「90点ルール」と呼んでいる。
確かに65点とったときのパッとしない気分のものを選ぶ必要はないと思う。
シンプルな数字で決めることで感情が入らず、選択が合理的・論理的になります。
何にでもイエスといってしまったり、みんながやっているからやるという理由でやってしまっている方いませんか?(私です)
迷ったときは90点以上かどうか見直してみましょう。
交通量の多い道路に面した学校を想像してほしい。初めのうち、子供たちは校庭のほんの片隅しか使わせてもらえない。あまり建物を離れると、大人の目が届かなくなるからだ。だがそのうちに、校庭のまわりにフェンスが設置される。すると子供たちは校庭をめいっぱい使えるようになり、それまでよりずっと大きな自由を手に入れる
この考え方にはびっくりしました。
確かになと思いました。(語彙力、、)
自由を手に入れるためには自分の境界線を引くこと。
そうすることで他人の侵入を受けてどんどん居場所がなくなってしまうということが避けられる。
逆説的に聞こえるが、明確な境界線を引くことで、自分の領域を好きなだけ使えるようになる。
忙しくて読めないよって方にはマンガ版がおすすめです!
まとめ
ミニマリスト、シンプリストを目指す方にはかなり勉強になる一冊だなと思いました。
ものをより少なく、少数精鋭でこだわり抜いたいいものを持つことで本当に大事なものがわかるように、より少なく思考を集中させることで本当に大事なことで成果を出していけます。
何かを得るためには何かを犠牲にする必要がある。
ものも情報も思考も溢れかえってしまう時代の中で本当に大事なことを見極める眼識を養っていきたいです。
ではまた。