どーも、こーたです。
「読書の秋」ということで読書をしたいと思う方はたくさんいると思います。
しかし、なかなか続かなかったり、途中で飽きてしまったりと読書に慣れていない方だとあまり読めない方が多いと思います。
私自身、学生時代読書があまり得意ではなく、マンガばかり読んでいました。笑
しかし社会人になって読書の重要性に気付き、今では月に7冊くらいは読めるようになりました。
なので今回は初心者が読書を続けるためのコツを紹介していきます。
こんな方におすすめ
- 読書の習慣を付けたい方
- 難しい本を途中で挫折してしまった方
- 積読の状態が解消されずホコリをかぶっている方
社会人の平均読書量はどれくらい?
まず、一般的に社会人は1ヶ月にどれくらい読書をしているのでしょうか?
(2009年 出版文化産業振興財団「現代人の読書実態調査」より引用)
上記によると1カ月間に読む本の平均冊数は「1 冊」が 29.2%と最多です。
1 冊も本を読まない「0 冊」は 23.7%で、中でも 30 代は 27.4%と他の年代に比べて一番多い結果。
社会人の平均でも0冊〜2冊が72.1%を占めているのでほとんどの人が2冊以下と言って良いでしょう。
大人になるに連れて読書量はかなり減っていると言って間違いありません。
理由は色々とあると思いますが、情報を本だけでなくインターネットや動画などから容易に得ることができるようになったため読書しなくても良いと言う方が増えたのもあると思います。
上記の表によると1ヶ月で8冊以上本を読むと上位4%に入れると言うことです。
読書のメリット
読書は辛いものと思っている方もいるかもしれません。
まずは読書のメリットを知ることが大切です。
読書をして得られる効果をイメージしてみることで早く本を読みたくなることでしょう。
語彙力、文章力が上がる
これが誰もが納得できる読書のメリットです。
本を読むだけで言葉の言い回しや読解力、文章作成能力も付きます。
最近では「活字離れ」と言われ文字を読む機会も減ってきているなと感じます。
確かに若い方とお話していても、漢字を間違えていたり、言葉の意味を知らなかったりと驚くこともあります。
だからこそ読書している人の発する言葉や語彙力はやはり差が出てきます。
今後恥を書かないためにも国語力を付けていくことが大事です。
先人たちの知恵を入れることができる
読書は楽しむだけでなく、様々な知恵、知識をインプットすることができます。
本を出版されているということはある程度の「成功」を手に入れている人が書かれています。
そんな世間で言う「成功者」がどのように成功したのかをたった数千円で知ることができます。
世界で偉業を成し遂げた人たちの考え方や知恵を知ることで、少しでも「あなたのなりたい姿」に近づけるのではないでしょうか。
一つの道を極めることができる
同じ分野の本を10冊読むとその道の専門家レベルの知識を得ることができるという話を聞いたことがある方もいるでしょう。
わざわざ学校に通わなくても本を読むだけの独学である程度の専門的な知識はつけることができます。
もし、興味のある分野で専門家レベルになりたいと思ったら是非読書をしてみてください。
とてもコスパが良い勉強法であることは間違いありません。
教養、センスを磨ける
「美術館にいくことで感性を磨くことができる」という話を聞いたことはありませんか?
これは美術館の作品をみることで綺麗だとかセンスが良いだとかの判断の物差しになるからだと考えています。
これと同じように本を読むことで、「これはおしゃれ」だとか「これはセンスが良い」という一つの物差しが自分の中にできます。
それが教養として身に付いたり、何かを作るときに現れたりするでしょう。
センスが良い人はたくさん本を読んでインスピレーションを受けています。
ストレス解消に繋がる
意外と知られていませんが、イギリス・サセックス大学の研究チームが実験を行った結果、音楽鑑賞、コーヒーを飲むこと、散歩をすることよりも読書のほうがストレス解消になることがわかったそうです。
本の世界に没頭することで日々の嫌なことを忘れてストレス解消につながります。
しかも、わずか6分でその効果が期待できるようです。
記憶に残る読書法
私が実際にやっている読書法を紹介していきます。
このやり方で月に7冊程度読むようにしています。
ただ読むだけでなく記憶に定着させるように読んでいるのでかなり参考になると思います。
一度youtubeで要点を入れる
本を読むときに内容が全くわからない本だと理解するのがかなり大変だと思います。
逆に子供向けの本や自分が詳しい分野の本であればある程度スラスラと読めてしまいます。
このようにある程度知識が入っている方が理解しやすく記憶にも残りやすくなります。
そのため、私は分厚い本や難しい本を読むときは一度youtubeで要点を入れるようにしています。
知ってる内容が多いと「あーこれなんか聞いたことある」という状態で読めるので理解しやすく内容がすんなりと頭に入ってくるようになります。
読んだ内容をアウトプットする
一回読んだだけでは記憶には残りません。
下記の忘却曲線によると1日後には半分以上の内容を忘れてしまいます。
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
(エビングハウスの忘却曲線より参照)
何時間もかけて読んだのにすぐに忘れてしまっては意味がないですよね。
そのため必ずアウトプットすることが大事になります。
私が実践している方法は会社の上司に読んだ本の内容と感想を報告することとブログで発信することです。
会社の上司に報告すると決めることで読まなきゃと言う気持ちにもなりますし、何かしらフィードバックをくれます。
ただ上司じゃなくても友人や恋人でも良いと思います。
「本に書いてあったんだけど〇〇は〇〇なんだってー」と言うだけで会話のネタにもなるし、何か質問をしてくれるかもしれません。
質問の内容を自分の言葉で答えることで新たな気付きがあったり、記憶にも定着しやすくなります。
わからなければまた調べることもでき、より記憶に残りやすくなります。
また、友人や恋人に話すのが苦手という方は是非ブログやSNSで発信することをお勧めします。
匿名で発信する方が簡単にできそうですよね。
このようにアウトプットを前提に読むことで大事なことをメモしながら読むようになるのでとても記憶に残ります。
中でもおすすめの方法がAmazonのKindleを使うことです。
Kindleでは重要な箇所に簡単にマーカーを引くことができ、それをまとめた自分専用のノートとして後から読み返すこともできます。
詳しくは下記をご覧ください。
Kindleのマイノートが便利すぎた。unlimitedで削除した本もノートに残せます!
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まとめ
読書の効果はかなり大きいことがわかったのではないでしょうか。
また読書の読み方はいろんな方が紹介しているので是非自分に合う方法を見つけてみてください。
ではまた。