どーも、こーたです。
今回は、ミニマリストによくある考え方で「一点豪華主義」について解説していきます。
ミニマリストは単純にものを減らせば良いと言うものではないと考えています。
どちらかといえば、考え方の方が重要で、今回はその考え方について紹介していきます。
一点豪華主義とは
ミニマリストについて調べると、一点豪華主義という言葉があります。
全体的には質素でありつつ、特定の物事については出費を惜しまずに豪華さを追究するあり方。例えば、洋服はどれも廉価なものであるが靴だけは高級品を着用する、といったさま。
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本当に欲しいものにはケチらずお金を使う。
逆に使わないところには、とことん使わない。
そんなメリハリのあるお金の使い方をしています。
私は昔から一点豪華主義を実践していました。たとえば基本的に服はユニクロだが、アウターだけアウトドアの質の良いものを着ていました。
今でもこの考え方が残っています。
ただ、私としてはもっと大きなところで一点豪華主義になった方が良いと感じます。
自分の人生にとって大事なものにはお金を使い、それ以外は質素にするといったイメージです。
その方が、満足度が高くなることでしょう。
一点豪華主義のメリット
一点豪華主義で満足度が高まります。
自分の好きなものにお金を使う方が、人生の満足度を高めてくれると考えています。
かといってなんでもお金をかければいいと言うものではなく、メリハリが大事です。
私の場合、趣味のインテリアやガジェット、本にはお金を使うようにしています。また睡眠や健康、時短アイテムなどにもお金を惜しみません。
一方で、洋服や高級料理などにはあまりお金を使いません。
満足度が高まるものは人によって違うのでぜひ探してみてください。
実際に私が感じているメリットを紹介していきます。
無駄な買い物が減る
一点豪華主義になると、無駄な買い物が減ります。
一点にこだわり、最高の1品にすることで、これ以上買う必要がなくなるほど満足いくからです。
例えば、スーツやワイシャツ。
仕事で使う場合は、なかなか減らすことができません。
必要最低限まで服を減らし、本当に着たいと思う質の良い服だけ残します。
そうすることで、毎日本当に着たい服しか着なくなるので、毎日がハッピーになります。
また、一度良いものを買ったら数年は着ることができるので、無駄に買うことがありません。
私も4年以上はオーダースーツを着ています。
選択肢を減らせる
一点豪華主義になると、選択肢を減らすことができます。
例えば、ペン。
多くの人はペンだけでも、ボールペンやらマーカーやらが2、3本ずつ筆箱の中に散乱しているでしょう。
私は、ジェットストリームのちょっぴり良い4色ボールペン1本しか使いません。
書き心地が抜群で書くことが楽しくなりますね。
その結果、何で書こうかなという迷いがなくなります。
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、私たちは1日に最大で3万5000回の決断を下しているそうです。決断は、どんな内容であってもストレスを伴い、脳に負担をかけます。その疲労が積み重なると、決断ミスが生じるようになっていくわけです。
たとえ、何で書こうかなという選択だけでも、選択疲れの原因になってしまいます。
ものを極端に減らすことで選択疲れを減らし、パフォーマンスを高めることができるでしょう。
審美眼を鍛えられる
本当に良いものってなんだろう
と思うことはありませんか?
毎年正月の恒例番組である「芸能人格付けチェック」を一度は観たことがあるのではないでしょうか。
『A、Bの二つ用意された盆栽の内、どちらが一億円の盆栽かを当てる』といったものです。
一点豪華主義で本当に良いものってなんだろう?自分が好きなものってなんだろう?と考える機会が増えることで審美眼を鍛えることができます。
一流を見極めたいですね。
例えば、料理なども同じです。
本当に美味しいお寿司屋さんに行ったことがない人は、本当の美味しさが分かりません。
これも審美眼の一つだと思ってます。
私は食にあまり興味がありません。
一人で食べるときは、牛丼やラーメンなど安いものを選択しています。
しかし、友人や恋人など、誰かと一緒に食べに行くときはお金を使っても良いという自分ルールを設けています。
誰かと一緒に食べると美味しさも倍増しますね。
つまり、普段は質素な生活をしているが、たまには贅沢もしてみようと言うことです。
一点豪華主義の注意点
一点豪華主義にも注意点があります。
世間では一点豪華主義というと、
- 一点だけ豪華で逆にダサい
- バランスが悪い
- 結局お金がかかってしまう
などマイナスな意見も多くあります。
私にとっての一点豪華主義とは、一点にお金をかけるという意味ではありません。
一点だけに絞り、その代わり、本当に好きなもの、本当に好きなことにお金を使うというメリハリが大事だという意味です。
一点豪華主義の注意点も合わせて紹介していきます。
ブランドものは買わない
一点にお金をかけるからといって、お金をかければいいというものではありません。
特にブランド品は上を見れば、もっと高いものはたくさんあります。
自分の中で満足のいくラインを知ることも大切です。
私は、睡眠にはお金を使っても良いと思っています。
実際、枕やマットレスにはお金を使ってきました。
しかし、マットレスにも高級なものは30万とか100万するものまであります。
当然質が良いのもありますが、ブランド料が大半を占めています。
現実的にそこまで必要ないケースが多いのでブランドものには気をつけましょう。
本当に良い質を見分けられるようにしていきたいですね。
長時間使うものにお金をかける
毎日長時間使う物にお金を多く使った方が幸福度が高いことが、科学的にも立証されています。
そのため、自分が好きで、毎日使うものにはお金を使うようにしてみましょう。
毎日3分の1の時間は寝ているので、枕やマットレス。
またスマホや仕事道具なんかも良いでしょう。
持ち物を少なく絞ると一つ一つにお金を多く回せるはずです。
本当に好きなものに囲まれた生活をしていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「一点豪華主義」に関して私の考えを紹介していきました。
人それぞれ、良いと感じるものは違います。
ものを少なくすることで、自分が本当は何が好きなのかわかると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
以上です。
ではまた。